先日購入したYAMAHA A2000a
低域の鳴りにくい1000Mを鳴らすために作られた歴史に名を残す名器。 1オーナーの中古品をオークションで購入したのだがキズひとつない極上のブツをGetできた☆ 電源に合計24万μFのコンデンサーを使ってる。 まさにお化け電源 ネットで検索してみるとプリアンプ、パワーアンプと用途を使い分けてるオーディオマニアが結構いた。 このアンプのパワー部だけをそっくり取ったパワーアンプも人気があったようだ。 又、オーディオ全盛期に作られたバブリーなアンプで高価な部品を多数使用、今じゃ30万では作れないらしい。 D45と入れ替えて視聴してみるとまず繊細だと思った(spケーブルはbelden8470)。 D45が前に突き出す直線的なメリハリのある音、に対しa2000aは滑らかで霧のように包みこまれる感じ。 音のイメージはD45が勢いよく飛び散る水だとするとa2000aはドライアイス。 上の図の矢印のように音が広がるようになった。 この音の広がりになるようなルームチューニングを考えていたのだがアッサリと解決してくれた☆ 又、音の情報量が増えたため以前から気にかかってた耳に着く甲高いボーカルの”th”が気にらなくなった spケーブルをTARA LABSのPRISM OMNI ST-8N((99.999999%)の超純度銅)にしてみると透明感が増してより繊細になった。 というか繊細になりすぎた・・・・ 綺麗な音というならTARA LABSだけど結局ベルデンに戻す。 高域キラキラ☆聞くときはTARA LABSに戻そう。 殆どの音楽はa2000aで聞きたいと思った。 だがしかし・・・・1960年前後のjazz聞くにはD45(SPケーブルTARA LABS)のほうが元気に聞こえて好きかも。a2000aは妙に綺麗にまとまってしまい荒々しさやドロっとした感じが無くなって面白くない。 jazzaudiofan氏の意見は共感できるとこがある。 jazzaudiofan氏が言ってる「解像度、ディテール、微細情報の再生も優れている」とは思わないが(他の機材が自分のとは違うからだろう)、鮮度が良くなるは同感だ。 そこでa2000aのプリを通さずパワーアンプ部だけで聞いてみる。多少鮮度が上がりサックスとジンバルの中高音のキレとドラムの迫力が増す。プリ通さない方がいいな。 ここまではcannonball Adderley / Somethin' Else 1958年録音での聞き比べ。 最近の録音の坂本冬実をa2000aのパワー部で聞いてみると音がトゲトゲし過ぎて聞いてられなかったけどプリを通すと勿論聞きやすい。 cannonball Adderley(1958年録音)を聞いた時点でまとめてみると D45 ---------------------→鮮度◎ 音場△ 解像度△まろやかさ△ 迫力熱意w◎ a2000a(プリ使用)------→鮮度△ 音場◎ 解像度○ まろやかさ◎ 迫力熱意w△ a2000a(パワー部のみ)-→鮮度○ 音場◎ 解像度○ まろやかさ△ 迫力熱意w○ 手持ちの機材ですべてのジャンルの音楽を良い状態で聞くのは難しいデス。 でも試行錯誤するのって超楽しいですねw a2000aを聞いてるとレフトSPにハム音とガリ音が出始めたからYAMAHAに修理以来の電話をしたら「部品が無いから修理不可」と言われたので「死んだ親父が使ってたアンプだから直したいんです」と伝えると、とりあえずアンプ送ってみろと言われた。もちろん親父は生きてる。 人の良心につけこんでこんなウソつくのは不誠実極まりないと分かってはいるが中古でもこのアンプ買うためには何日も働かなければいけないくらいの大金を払ったので諦めてスクラップにする訳にはいかない。 しかし今日鳴らしてみると直ってる・・・??? 上流ケーブルの不具合だったのかも。明日YAMAHAに電話しなければ・・・・。 しかし何と言えばいいのか?? 「今まで知らされてなかっただけで実は親父は生きていた!!」・・・・確実に変な奴だと思われるだろう。 普通に直りましたって言えばOKかw
by morobare
| 2010-07-05 23:26
| オーディオ
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